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遠き日の君へ

それは突然のことだった


- あ~あ、今日も一日疲れたぁ……
  さぁて帰りましょうかね -

お決まりのルーティンとなった残業を終えて、
玄関の階段を下り、駐車場へ向かう

- あれ?あの人もこんな時間まで残業だったんだ? -

階段の最下段で、私が下りてくるのを見ている人がいる
2年前、社内の役員で一緒になった人だ

「お疲れ様でしたー こんな時間まで残業だったんですか?」
「あのさー、お前、喧嘩別れした元彼っている?」
「は?」

- なんでこの人そんなこと聞くんだろう?
  っていうか誰のこと言ってる??? -

「いないの?」

- !まさかアイツのこと言ってる!? -

「いる!いるけど何でですか!?」
「いや、『ずぅさんいますか』って声かけられて……」
「!」

すると突然、彼の後ろからアイツが顔を出した

「久しぶり」

- すべてが終わったのに、何でコイツは蒸し返そうとするんだ!! -

慌てて身を翻し、猛ダッシュで社内に戻る

- 何で!?何でアイツがここにいるんだ!! -

乱れた息を整えながら、何とか平静に戻ろうと試みる
数分後、玄関扉をそっと開け片目だけで、
ヤツの存在を確認してみる

- やっぱりいる!何で幻じゃないんだ!!
  仕方ない……ここにいても、時間が過ぎていくだけだ…… -

意を決し、もう一度駐車場に下りていく

「何しに来たの……」
「いや、どうしてるかなーって思って」
「お陰様で元気でやってますよ」
「そっか あのさぁ……」

そこから始まった話は、とても信じられないもので
私には到底受け入れられない話で

それよりも何よりも
そんな話をいけしゃあしゃあとできてしまう
コイツの神経が理解できなくて

「いや、あの、そんな話されても
 私にも生活や状況っていうものがあるし……
 何よりもあんたに興味がないから……」

同じことを延々と説明して
なんとかんとか分かってもらって

- 何で6年も前に着いたはずの決着を
  今頃また付け直すはめになってるんだろう…… -

一日の終わりに6年分疲れるなんて
もうこれっきりにしたい……


――――――――――――――


っていう夢を見ました。映像がやたらとリアルでビックリでした。

-6年前、未練を持って別れたのは私のほうだったのに
-今はあの頃とは比べ物にならないほど幸せで
 大切なパートナーと一緒にいて精神的にも安定してるのに

なぜ今頃こんな夢を見たのか……
色々不思議に思うことはありますが、まぁ所詮夢ということで(笑)
やけにリアルで、鮮明に覚えていたので
お話風に仕上げてみました(^m^)

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プロフィール

ずぅ

Author:ずぅ
愛娘・姫がすっかりお嬢さんになるも、愛息子・若は未だにかわいいやんちゃ坊主^^
平成が終わって令和が始まるので、新しい働き方、始めることにしました。
会社で通算11年タウン誌を制作した経験を生かし、フリーでライター兼エディターやってます。福井市在住。

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